9月12日 総合病院主治医外来

腎臓がん

MRI検査を受け、その後、主治医の外来となりました。

以下、先生とのやり取りです。録音を元になるべく先生の言ったことを忠実に再現しています。

(どうですか)

左の腎臓の腫瘍に関しては、ちょっと見た感じはやっぱり何とも言えないところで、

あとは放射線科の専門の先生に、悪性度が高い可能性があるのか、判断させてください。

あと副腎腫瘍に関しては、入院中もお話ししたように、ホルモンの数値も問題なかったので、

こちらのほうは、ほおっておいて大丈夫かと思います。

定期的には大きくなってこないかどうか見ますけど、様子見でいいと思います。

(左の腎臓の方は)

放射線科の医者の読影のチェックといって画像のチェックをしたところで判断します。

(今の段階では)

きっと難しいと思うんですよ、癌と確定させるのは。

そのかわり否定もできないので疑わしいってなっちゃうかもしれないですけど、

できる画像で撮っておいて、その結果を踏まえてまた相談させてもらいます。

(腎臓癌についていろいろと調べては見たもののよくわからない)

基本的には手術がメインとなります。やるとしたら、

それで悪いものであれば、定期的に様子を見るという形になるんですけれども、

悪いものかどうか判断がつかないときには、僕たちも迷うんです。

腫瘍も小さいですし。

普通腎臓の癌を疑う場合に、生検といって

組織を採って癌細胞があるかどうか調べることはあまりしないので。

というのは、腎臓自体血液が豊富な臓器なので針を刺すことによって

ばらまいてしまう可能性があるのが怖いので。

後は癌と完全に否定できない場合にはその部分の腫瘍だけを取って

最終的に判断するという形になると思うので。

CTだとなかなか判断がつかないので、もう1回ほかの画像で、

体に支障のない検査というとMRIになるので、それと複合して相談してみますので。

(大きさはどれくらいですか)

小さいですよ。2センチです。そんなにあせってするようなものではないんですよ。

この手術。今月しなきゃいけないということはまったくないので。

(自覚症状がないんですが)

腎臓の腫瘍はないです。症状はでないです。

何か違う病気で検査して見つかるという人がほとんどです。

10センチ以上になってこないとなかなか、

それと転移してこないとなかなか症状がめったに出ないんで、

普通は皆さんドックでひっかかるとか

今回みたいにとか、お腹痛かったんでたまたま見つかったとかいう人がほとんどなんで、

症状がでるのは転移しはじめてとかでないと僕らもあまり経験しないので、

逆に言うとそこになったら打つ手が限られてきたりとか、

進行すればするほど5年生存率とかが悪くなるんで、

小さいうちだったらもしこれが癌だったとしてもかなり早期な状況なので、

そんにあせらなくても大丈夫です。

(結石については)

シュウ酸カルシウムです。結石の7割がこれです。尿酸値は、9.2です。

シュウ酸は、ほうれん草 チョコレートに多くふくまれています。

お酒を飲むと脱水症状になるので飲んだ後は水分を多く取るようにしてください。

左にまだ石はありますが、手術する必要はないです。

とにかく水分を多く取ってください。

(今後)

放射線科のチェックが出たところで、そんなに焦る必要はないので、

すぐにはという必要はないので、今週中に読影の結果が出てくるので、

来週のカンファレンスで結果を見て相談しておきます。

どう考えるかで、腫瘍ができてショックと考えるよりも、

早期に発見できてラッキーと思ってください。

次回の予約 9月26日

薬を処方されました。

セフカペンピボキシル塩酸塩錠100mg「サワイ」

ロキソプロフェンナトリウム錠60mg「TCK」

読影(どくえい)

X 線写真などの検査画像から、診療上の所見を得ること。

生検(せいけん)

がん細胞の疑いがある細胞を、直接針やメスで採取し顕微鏡などで調べる検査

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

腎臓がん
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