腎細胞がんのリスク分類

腎臓がん

腎細胞がんのリスク分類

MSKCCリスク分類
リスク因子
初診時から治療開始まで1年未満
Karnofskyの一般全身状態スコア
(KPS)が80%未満
ヘモグロビン値 施設下限未満
補正カルシウム値 10㎎/dL以上
LDH値が正常上限の1.5倍以上

予後 因子数
良好 0
中間 1-2
不良 3-5

IMDCリスク分類
リスク因子
初診時から治療開始まで1年未満
Karnofskyの一般全身状態スコア
(KPS)が80%未満
ヘモグロビン値 施設正常値未満
補正カルシウム値 施設正常値以上
好中球数 施設正常値以上
血小板数 施設正常値以上

予後 因子数
良好 0
中間 1-2
不良 3-6

リスク分類、これは、転移がある
腎細胞がんの患者のリスク分類です。
昔は、MSKCCリスク分類を使っていました。
最近は、IMDCリスク分類に、ほぼ移り変わっています。
大事なのは、この因子の数で、
進行がゆっくりな、予後が良好な人。
中間型の人。
進行のスピードが速い予後不良の人。
ゆっくり、中間、速い、この3つに分かれます。
これを知ってほしいのです。
なぜかというと、この3つに分かれて、
それぞれに、いい治療があるという、
ガイドラインができているからです。
このように、3つに分かれています。

腎臓がん
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