オプジーボ

腎臓がん

オプジーボという薬の名前は、よく聞きますが、
先日、関連する報道があったことを知りました。

オプジーボ、11人に副作用 脳障害、厚労省が追記指示

厚生労働省は9日、免疫の仕組みを利用したがん治療薬
「オプジーボ」を投与された患者11人が副作用とみられる
脳の機能障害を発症したとして、
製造元の小野薬品工業に薬の添付文書に
重大な副作用として追記するよう指示した。
11人のうち1人は因果関係は不明だが死亡した。
同社は同日付で副作用を追記したと発表した。

2019/5/9 日本経済新聞

なので、インターネットで調べてみました。

オプジーボ(一般名:ニボルマブ)の作用機序

私たちの細胞は規則正しく並んでいます。
傷などを負うと細胞分裂によって増殖しますが、
このときは永遠と細胞が増え続けるわけではありません。
ある一定の大きさになれば、細胞分裂をストップさせます。
勝手に細胞が増殖していくと、
臓器の肥大化によって組織の働きが悪くなってしまうからです。

しかし、がん細胞は正常細胞とは異なり、
永遠と増殖を繰り返します。
「無秩序な増殖」と表現されますが、
このときは周りの正常細胞から栄養を吸い上げて
他の組織へ侵入していきます。

ただ、がん細胞は私たちの体内で普段から生成されています。
それでもがんを発症しないのは、
体に免疫機構が備わっているからです。
病原菌を退治するために免疫は重要な役割を果たしますが、
がん細胞が発生したときにこれを排除する働きも担っているのです。

がん細胞を免疫細胞が見つけると、
細胞死へと導くように働きかけます。
当然ながら、がん細胞にとってこれは不都合です。
そこで、がん細胞は免疫細胞に発見されないようにカモフラージュをします。
「免疫細胞によってがん細胞を排除する」といっても、
がん細胞を発見できなければ排除することができません。

そこで、薬によって
「がん細胞が行っているカモフラージュを取っ払う」ことができれば、
元々備わっている免疫機構が活発に働けるようになります。

このような考えにより、
「免疫細胞の働きが抑えられている状態」を改善することで
抗がん作用を示す薬がオプジーボ(一般名:ニボルマブ)です。

抗がん剤の中でも、オプジーボ(一般名:ニボルマブ)は
モノクローナル抗体と呼ばれる種類の薬になります。
分子標的薬と呼ばれることもあります。

がん免疫療法の草分け的な存在がオプジーボ(一般名:ニボルマブ)ですが、
その元となるプログラム細胞死1(PD-1)を発見したのは日本人です。
京都大学名誉教授の本庶 佑(ほんじょ たすく)がこの機構を明らかにしました。

この機構を応用し、医薬品開発につなげたのが小野薬品工業です。

2006-2019年 役に立つ薬の情報~専門薬学より

少しですが、理解が深まりました。

5月14日には、手術後、初めてのCT検査を控えていますので、
薬についても、もっと調べていこうと思います。

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