開発の歴史 一次治療

腎臓がん

腎細胞がんの治療の歴史です。
一次治療といって今まで治療したことがない人が、
初めて治療するときの選択肢です。
一番最初は、インターフェロンというお薬しかありませんでした。
2007年に、スーテントというお薬が、使えるようになりました。
同じ時期に、トーリセルというエムトール阻害剤も、
同じように、使えるようになりました。
このお薬は、予後不良の人たちだけということになります。
それから、5~6年経って、スーテントに対して、
ボトリエントというお薬が、ほとんど同じで、
少し副作用が軽いというデータが出て、これが使えるようになりました。
その後、一次治療は、4~5年ですけど、なかなか進歩がなかったんです。
2018年になって、免疫チェックポイント阻害剤、ヤーボイとオプジーボの
コンビネーションが、スーテントよりいいということになり、
良好の人たちにはできないんですけど、中間と不良の人たちの、
2つのグループにはいいということで、これが標準治療となりました。
それの少し前、アメリカでは、カボザンチニブというお薬、
今まだ、日本では承認されていませんが、
これがスーテントよりいいというデータも出ています。
もう、論文では出ていて、おそらく今年中になるとは思いますが、
インライタと、キートルーダのコンビネーション、
もしくは、インライタと、アベルマブのコンビネーションが、
スーテントよりもいいというデータが出たので、今からは、
このあたりが標準的な治療法になってくると思います。
この10年少しの間に、これだけ治療法が開発されたわけです。
2018年くらいから、一次治療でも、
免疫チェックポイント阻害剤の時代がやってきたわけです。

腎臓がん
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