まとめ④がんの病理検査

腎臓がん

2月4日退院後、初めて、がんセンターに行きました。
主治医から、以下の説明がありました。
血液検査の結果ですが、腎臓の機能は問題ありません。
病理検査の結果は、乳頭状腎がん、タイプ2です。
タイプ1と2があって、1より2の方が、悪いタイプです。
悪性度G(グレード)は、1~3の3です。
国際分類、ファーマン分類で、1~4の3です。
悪性度は高く、思っていたよりもかなり悪いタイプの細胞で、
リンパ節などに転移を起こしやすいです。
初期の状態ではありましたが、3ヶ月後にCT検査を行い、
経過を見ていく必要がります。

もしかしたら、がんと診断された時以上に、驚いたかもしれません。
そんなに悪かったのか。早く手術してよかったのかなと思いました。

腎細胞がんの種類について調べてみました。

がん情報サイト「オンコロ」を参考。

1)淡明細胞がん
腎臓がんの中で最も頻度が高く、70%~80%が淡明細胞がんといわれている。
2)乳頭状腎がん
腎臓がんの10%~15%を占めていて、タイプ1とタイプ2があり、
タイプ1の方が予後が良好。
3)嫌色素性腎がん
腎がんの5%を占めていて、予後は良好。
4)多房嚢胞性腎がん
小さい嚢胞が多数集まって腫瘤を作っている。予後は良好。
5)紡錘細胞がん
他のがんに合併するケースが多く、予後はもっとも不良。頻度は非常に少ない。
6)集合管がん
頻度は1%にも満たない。がん細胞の異型度が高く、予後は極めて不良。

乳頭状腎がんについて詳しく調べてみました。

The New England Journal of Medicine(NEJM)日本国内版ホームページ

乳頭状腎細胞癌は腎細胞癌の 15~20%を占めるが,異質性の高い疾患であり,
悪性度が低く多発性の腫瘍から,悪性度が高く致死性の高い孤立性腫瘍まで,
多様な腎癌から成る.
散発性乳頭状腎細胞癌の遺伝的基盤についてはほとんどわかっておらず,
進行癌に対する有効な治療法はない.

主治医に、何か気をつけることはないですかとお聞きしたとき、
これといってないですと言われたことがリアルに響いてきます。

グレードについても、いろいろ調べてみました。

Fuhrman分類による核異型評価
Grade1 核の直径:10μm未満、核は円形・整、核小体は不明瞭。
Grade2 核の直径:10-15μm、核はやや不整、核小体は対物40倍で認識。
Grade3 核の直径:15-20μm、核は顕著な不整、核小体は対物10倍で認識。
Grade4 巨大細胞もしくは紡錘形細胞
※Fuhrman gradeでは核異型度を4段階で分類している。
日本では3段階。
核が大きくなると悪性度が増し、gradeが上がる。
※リンパ球は10μmの大きさなので、それを物差しにして大きさを見る。

画像診断まとめサイトより。

よくわからないというか、難しいです。
わかりやすく説明しているサイトは見つけられませんでした。

がんについて統計をもとによく言われていることに、
日本人の2人に1人ががんになり、3人に1人ががんで死ぬ。
平成29年人口動態統計によると、性別にみた死因順位で、
男性は、死亡総数を100とすると、悪性新生物<腫瘍>は、31.9%、
女性は、23.5%、全体では27.9%と、男性、女性、全体ともに、
第1位です。3人に1人ががんで死ぬという根拠です。
また、国立がん研究センターの最新がん統計によると、
がんに罹患する確率~累積罹患リスク(2014年データに基づく)
で、生涯がん罹患リスクは、がん全体で、男性は、62%、女性は、47%
となっており、これが日本人の2人に1人ががんになるという根拠です。

がんと癌の違い
国立がん研究センターがん情報サービス一般の方向けサイトによると、
ひらがなの「がん」は悪性腫瘍全体を示すときに用いられ、
上皮細胞から発生するがんに限定するときは、
漢字の「癌」という表現を用いることが多いようです。
白血病、悪性リンパ腫、骨髄腫等は、がんに含まれるが、
癌とは表現されないということになるそうです。

標準治療と先進医療
国立がん研究センターがん情報サービス一般の方向けサイトによると、
がんの治療は、技術の進歩や医学研究の成果とともに変化しますが、
現時点で得られている科学的な根拠に基づいた最もよい治療のことを
標準治療というそうです。
医療においては、最先端の治療が最も優れているとは限らないそうです。
先進医療と呼ばれているものは、特殊な技術や設備を使用するため、
実施できる施設が限られており、最先端の治療は、開発中の試験的な治療として、
その効果や副作用などを調べる臨床試験で評価される必要があり、
臨床試験は、新しい治療法の安全性・有効性を調べるための試験であり、
その結果、これまでの標準治療より優れていることが確認されれば、
その治療が新たな標準治療となるとのことです。

転移・再発
国立がん研究センター、がん情報サービスによると、
転移とは、
がん細胞がリンパ液や血液の流れに乗って別の臓器に移動し、
そこで成長することをいう。
再発とは、
治療の効果により、がんがなくなったあと、
再びがんが出現することをいう。

腎細胞がんは、特に転移しやすい部位は肺。
肺への転移では、胸の痛み・咳・血痰・黄疸など。
骨への転移では、骨の痛み・骨折など。
脳への転移では、頭痛・片側の運動麻痺など。
がんが全身へ転移するのに伴って、
発熱、倦怠感、体重減少などの全身症状があらわれる。
転移した場合の治療は、
薬物療法や放射線治療、手術が選択されることもある。

腎摘除を行った場合でも、20%から30%は、再発するとされている。
しかし、再発する可能性が高いかは明確でなく、
再発した場合の治療は、薬物療法が中心。
手術で取り除くことも治療の選択肢の1つ。

再発予防を目的として手術後に薬物療法を行うことは、
現時点ではその効果が明確ではなく、
重篤な副作用の報告もあることから、推奨されていない。

ある医師は、
患者「悪性度が悪いということですが、これはどう捉えればいいのでしょうか。」
医師「再発の可能性が高いということです。」
患者「再発しないように今後の生活で気を付けないといけないことはありますか。」
医師「気を付けてもどうしようもありません。」
患者「何かの症状に気を付けないといけないとか。」
医師「症状が出る前に我々が見つけます。」
ある医師は、
医師「癌は全てとっています。心配しても何もいいことはありませんよ。
何も考えずのほほんと過ごす方が身体にはよっぽどいいですよ。」
私の主治医は、
私「何か気をつけることはないですか。」
主治医「これといってないです。」

ということは、できることは何もないということですね。

がんサバイバー
がんサバイバーですねと言われて、
ピンとこなかったので、調べてみました。

コトバンク 日本大百科全書(ニッポニカ)の解説より抜粋

がんサバイバーとは、
がんを経験したすべての人をさす呼称。
がんと診断された直後から、
その人が生涯を全うするまでを包括した概念。
治療がひととおり終了し、
患者が社会復帰して日常生活を営んで行くうえでも、
再発への不安、治療の後遺症や副作用の管理、
就労や労働環境の問題など、
さまざまな精神的・身体的・社会的問題を
抱えている状態であることに変わりはなく、
その意味で、がんサバイバーという概念は、
治療中であろうと治療後であろうと、
がん経験者に継続的な医療的・社会的ケアと
支援の必要性があることを示すものである。

その通りだと思います。

腎臓がん
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