先日、男性がん総合フォーラム「Mo-FESTA CANCER FORUM」で、
前立腺がんについての講演を受講しました。
私も、腎臓がんの手術後の経過観察中に、PSAという
前立腺の腫瘍マーカーをとっていました。
結果は、1.377でした。
PSAについて、昨年の講演の資料に解説がありました。
「前立腺がんを早期に見つけるためには、
検診を受けることが重要です。その切り札がPSA検査です。
直腸診、画像検査もありますが、まずはPSA検査です。
PSA(ProstateSpecificAntigen:前立腺特異抗原)というのは、
男性なら精液中に誰でも持っているたんぱく質です。
前立腺に異常があると、血液中に流出してきて
数値が高くなるという理屈です。
採血だけで検査できるのがこのPSAの大きな特徴です。
この数値が高くなるとがんの確立が高くなります。
4という値が一応の基準値になっていますが、
PSAは健常者でも持っている男性のたんぱく質ですので、
前立腺が大きくなったり、炎症があったり、
そういうことでも簡単に上がることがあります。」
(昭和大学江東豊洲病院泌尿器科深貝隆志先生の講演の資料より)
9月29日手術後5回目の検査結果で、泌尿器科クリニックの先生より、
「去年の12月にPSAという前立腺のマーカーをとっていて、
特に問題はなかったので、前立腺がんの心配もないです。」
と言われたのは、この数字の結果からなのだと理解できました。